効果
がむしゃらはノーマルタイプの物理技で、相手の現在HPを使用者の現在HPと同じ値になるまで削るダメージを与える。使用者より相手のHPが低い場合は失敗する。
使用者のHPが1なら、満HPの相手に対して「相手の全HP−1」分のダメージが入る。物理防御など無視して、HP差だけで計算する。極端に言えば1HPのポケモンが満血の相手を一撃で1HPにできる。
代償も明確:効果を最大化するには自分がほぼ瀕死でないといけない。ダブルではその状態を2体の相手から守るのが難しい。実行の難しさが高い技だ。
ゴーストタイプはノーマル技を無効化するためがむしゃらは入らない。タイプ相性の倍率(弱点・半減)は計算に影響しない——純粋にHP差だけ。
採用するポケモン
ルガルガン(採用率39%)がメイン採用。チップダメージで低HPにしてからがむしゃらで相手を1HP同士の状態にし、後続の先制技で刈り取る戦術が基本。ライチュウ(17%)は素早さを活かして先に動き、低HP状態からがむしゃらを先手で打つ。スコヴィラン(18%)も似た役割。モルペコ(15%)とエルフーン(6%)は状況限定での逆転手段。
使い方
低HPにする段取りが先: がむしゃらは低HPにならないと大きなダメージが出ない。ダブルでは味方がそのターンに相手の注意を引いたりねこだましで動きを封じたりして、使用者が行動できる状況を作る。
フェイクアウトとの連携: 味方がねこだましで一方を封じ、もう一方にがむしゃらを当てる。1HPにした相手を次のターンに先制技で確定KOするのが理想の流れ。
後続の仕留め手を準備する: がむしゃら単体では倒せない。1HPになった相手を次ターンに仕留める先制技(ふいうち、マッハパンチなど)を持つ味方が必要。仕留め手がないとがむしゃらの価値が半減する。
コツと戦術
ゴーストタイプに通らない: ノーマルタイプは全面無効。ゴースト主体のパーティには機能しない。
受動回復に注意: たべのこしやきのみ、味方の回復技で相手の1HPが回復される前に仕留め手を打ちたい。ターンをまたぐと計画が崩れる。
先制技を持つ相手への注意: 低HP状態での先制技には弱い。ねこだまし(優先度+3)に先手を取られると計画崩壊。相手の先制技の有無を確認してから実行すること。