効果
ほえるは相手を強制交代させ、残りパーティからランダムで1体を引き出す。交代させられたポケモンの全能力変化が消える。これが競技での使い方の核心:複数ターン積み上げた能力上昇を一発でリセットできる。
優先度−6なので相手が先に行動してから交代する——当ターンの行動を阻止する技ではない。きゅうばん持ちとねをはる状態には無効。ノーマルタイプなのでゴーストタイプには当たらない。
ダブルでは1体を対象にする。引き出されるポケモンはランダムで選べない。
採用するポケモン
エンペルト(採用率31%)はサポート構成で採用。高い特防のおかげで積まれたアタッカーの打点を受けながらほえるを打てる。トリックルームの積みポケモンが攻撃を積み上げてきたタイミングで使うと、能力リセットだけでなく場のポケモンがランダムに変わるため、相手の構成を乱せる。
ブースター(採用率15%)は主に炎の物理アタッカーだが、この採用率はセットアップ対策として持つケースがあることを示す。相手が開幕から積み戦術を展開してきたときへの回答として機能する。
使い方
積まれてから打つ:1ターン目に打つのはほぼ無駄。相手が1〜2段階積んだ後、または次のターンもまた積むと読めるときが使い時。
ダブルでの対象選択:1体だけを対象にする。最も積んでいるか、最も脅威になりそうな相手を選ぶ。積みポケモンが場に出ていない状況ではほぼ使い道がない。
引き出されるポケモンのリスク評価:ランダムで別のポケモンが出てくる。使う前に相手の残り構成で最悪の引き出しが何かを考える。最悪ケースが許容できるなら使う。
コツと戦術
きゅうばんは完全無効:強制交代を無効にする特性。ねをはる状態も同様。特性確認は必須。
ゴーストタイプには当たらない:ほえるはノーマルタイプでゴーストに無効。ゴーストの積みポケモンには別の手段が必要。
ステルスロックとの組み合わせ:シングルでステルスロックが設置されていると、ほえるのたびに交代してきたポケモンがステルスロックのダメージを受ける。能力リセット+交代ダメージの両方が取れる最も価値の高い使い方。ダブルではこの組み合わせはあまり活かしにくい。
まもるでのループ中断不可:まもる中の相手へのほえるは失敗する。積み技を打った直後のターンを狙うのが正確なタイミング。