効果
じだんだ はじめんタイプの物理技で、基本威力は75。使用者の直前の行動が「でも失敗した!」で終わった場合、または技が効かなかった場合に、次のじだんだの威力が150に倍増する。
「失敗」に該当するケース:
- 相手が まもる や みきり、ワイドガード で完全に防いだとき
- タイプ無効で技が当たらなかったとき(じめん技を飛行タイプに当てた場合も倍増が発動する)
- ぼうだん などの特性で技が防がれたとき
- 命中率・回避率の関係で外れたとき
大事な点:倍増のトリガーは「使用者自身の行動が失敗した」かどうかであり、特定の相手への効果結果ではない。一方の相手には当たったが、もう一方には防がれた場合でも、防がれた事実があれば次のじだんだは倍増する。
採用するポケモン
ガブリアス(47%)が Champions での主要なじだんだ使いで、理由はダブルバトルの基本構造から来ている。じしん はガブリアスが持つじめん技の最高火力だが、ダブルでは自分のパートナーにも当たる。じだんだは単体技なので、パートナーへのダメージリスクがない。パートナーが地震を喰らう並びのとき、威力75のじだんだが安全な選択になる。そして倍増トリガーが発動すれば威力150——対面の1体への地震と同等の火力が出る。
カイリュー(5%)はたまにじだんだを採用するが、必須技ではない。ドラゴンタイプのじめん技カバーとしては地震が主流で、パートナーへのダメージ問題がある特定の編成でじだんだを選ぶ形だ。
使い方
基本パターンは:守るを読む→守られる技を打つ→行動失敗を確認→次のターンにじだんだ2倍を撃つ。
ダブルでは守るが頻繁に使われる。相手が特定の枠で守ると読んだとき、じしん をその枠に向けて打つ。地震が守られれば行動失敗——次のじだんだが倍増する。この動きの効率の良さは、守られなかった枠には地震が普通にヒットしていること。一つの行動で相手の守らなかった側にダメージを与え、守った側に対するじだんだのトリガーを得られる。
もう一つの方法は、じだんだ自体を守るに向けて打って、翌ターンの倍増を準備すること。この場合その回のターンは攻撃価値ゼロになるため、守ると確信できる場面に限った使い方だ。
タイプ無効の活用:じめん技は飛行タイプや ふゆう 持ちには効かない。その「無効」がトリガーになってじだんだが2倍になる——免疫でない別の相手に2倍じだんだを撃てる。飛行タイプを含む構築に対して、じめん技が無効になることそのものが次の一撃への布石になる。
コツと戦術
倍増は1ターン限定で積み重ならない。失敗後に別の技を使ってしまうと倍増チャンスは消える。守られたターンの次は必ずじだんだ——シンプルだが試合の流れの中で頭から抜けやすいので意識しておくこと。
ワイドガード も全体技を防ぐため、地震をワイドガードで防がれるたびにじだんだのトリガーが溜まる。相手がワイドガードで地震対策をしてくるなら、その繰り返しが毎ターム150威力じだんだの準備になっている。
じだんだの単体技であるという特性は、地震との根本的な違いだ。パートナーが地面タイプ、地面弱点、または地震の巻き込みポジションにいるターンは、じだんだが唯一安全なじめん技になる。威力75でも十分な打点になる場面は多く、倍増した150は明確に脅威になる。パートナーを巻き込む局面で地震を打つ必要はない。
守るのタイミングを読む精度が、じだんだを使いこなすための技術の核心だ。このターン守るかどうかを正確に読める選手は、残りリソース・試合の流れ・相手の行動パターンの蓄積から判断している。その感覚は理論より経験の積み重ねで磨かれる。