効果
れいとうパンチは威力75の物理氷タイプ接触技でパンチ系。てつのこぶし持ちは1.2倍補正がかかり、実質威力90の技として機能する。つららおとし(威力85、てつのこぶし非対応)と比較した場合、てつのこぶし持ちなられいとうパンチの方が伸びる。
10%のこおり確率。数字だけ見ると地味だが、ダブルでの凍りは別物。凍ったポケモンはそのターン完全に行動できない——確率的に動けないのではなく、ターン丸ごとスキップ。実質的に相手が1体消えて、こちらは2対1の状況になる。その1ターンで残りの相手に集中攻撃、場を整える、交代する、自由に動ける。
You won't build a strategy around freezing. But when it procs on a key support Pokemon or the opponent's last remaining answer to your team, it can close out a game that felt contested.
凍りを前提にした構築はできないが、キーとなるサポートポケモンや詰め手段が凍ったとき、そこからゲームが終わることはある。
採用するポケモン
ローブシン(42%)はデータ上の最大ユーザー。てつのこぶし持ち、物攻爆発力があり、れいとうパンチは実質威力90。格闘が通らないドラゴン・草・地面への回答になる。チャンピオンズ環境でこれらのタイプは頻出。
ドサイドン(34%)は物攻が非常に高い。ドラゴンと草への回答としてれいとうパンチを採用するが、Conkeldurrとは異なりRhyperiorはてつのこぶしを持てないため、Ice Punchは基本威力のまま機能する。
バンギラス(34%)は氷タイプではないが、ドラゴンカバレッジ目的で採用。物攻が高いためてつのこぶしなしでも出力は十分。
ルカリオ(23%)は高速高物攻。インファイトと合わせてドラゴン・地面・草への三角カバレッジが完成する。
ゴルーグ(16%)はてつのこぶし持ちで、ドラゴンと草の弱点カバーにれいとうパンチを使う。
イルカマン(12%)・カイリキー(12%)はそれぞれカバレッジ補完とてつのこぶし活用が目的。
ツンベアー(8%)は氷タイプなのでSTABがかかる。すいすい込みで雨下の先攻冷凍パンチが主な使い方。
使い方
氷タイプでないポケモンには純粋なカバレッジ技。ダブルでは専用の氷アタッカーを用意する枠がないことも多く、格闘系の技スロットにれいとうパンチを入れれば1匹でカバーできる範囲が大きく広がる。
てつのこぶしがあるなら、氷系カバレッジが必要なときに真っ先に検討すべき技。デメリットなしで他の氷物理技より高いダメージが出る。
凍りが入ったらすぐに動きを変える。凍ったポケモンには手を出さず、残りの相手に集中する。その1ターンで局面を大きく動かす。
「れいとうパンチを打って凍りを待つ」という発想はNG。カバレッジ技として使い、凍りが入ったらラッキーというスタンスで。
コツと戦術
接触技なのでさめはだやゴツゴツメットに注意。ガブリアスがゴツゴツメットを持っていればパンチのたびに自分がダメージを受ける。相手の持ち物や特性を確認してから動きたい。
れいとうビームとの選択は攻撃方向次第。特攻が高いポケモンなられいとうビームの方がダメージが安定する。れいとうパンチはてつのこぶし持ちや物理型で氷カバレッジが必要な場合向け。
凍りはゲーム中で最も完全な状態異常——相手がその1ターンを完全に失う。ダブルで初手2ターン以内に凍りが入ると、相手は交代なしで1体消えた状態になる。その状況でどう動くかは全部こちらが決められる。