効果
あまえるは相手の攻撃を2段階下げる。2段階下がると物理技のダメージが元の約50%になる——ちょうど半分で、相手が同じKOを狙うのに2倍の手数がかかる。これは1回使用で出せる最大の攻撃段階ダウン量で、いかくの1段階降下を超える。
効果は相手が交代するまで持続する。積み技を使った物理アタッカーで引きたくない相手(特にトリックルーム下の鈍足アタッカー)には、1回あまえるを入れるだけでその場の脅威をほぼ消せる。
採用するポケモン
ピカチュウ(採用率32%)はサポート寄りの構成で採用する。でんきだまで打点は十分あるが、相手の強い物理アタッカーを処理する必要があるターンにあまえるを打つことで相方の行動を守れる。ダブルで保護が必要なポケモンと組む構成では、攻撃が届かないターンの最高価値行動になることがある。
マホイップ(採用率18%)は典型的な支援型構成。特防は高いが防御は低いため、あまえるで物理アタッカーを弱体化して自分の弱点を補う。あまえるを入れた後なら、1発で落とされていたものが2発必要になって場持ちが改善する。
使い方
物理アタッカーに絞る:あまえるは特攻に無効。特殊アタッカーや補助ポケモンに打つのは無駄。選出時点で相手の主な物理脅威を把握して、そこに打つ。
いかくとの重ね:ガオガエンなどのいかく持ちと組む場合、登場時の−1攻撃にあまえるの−2を重ねると合計−3段階。物理ダメージが元の約40%になる。物理偏重パーティへの対策として組み合わせると非常に強力。
ダブルでのターゲット選択:1体だけに効果がある。このターンに攻撃してくる物理アタッカーに使うのが基本。すでに弱体化した相手や、そのターンに動いてこない相手に打つのは無駄。
コツと戦術
まけんき・かちきに注意:能力が下がると逆に攻撃や特攻が2段階上がる特性。まけんき持ちの物理アタッカーにあまえるを打つと攻撃が上がる最悪の展開になる。特性は必ず事前に確認する。
交代で効果リセット:あまえるで弱体化した相手が一旦引いて戻ってくると効果が消える。頻繁に交代してくる相手には1回のあまえるの価値が低い。相手が引きそうかどうかを読んでから使う判断が重要。
ダブルで2体とも物理の場合:片方に当てる必要がある。今このターンにダメージを食らうほうか、相方が特に危険なほうを優先する。