効果
いたみわけ は自分と相手の現在HPを合計し、2体で等分する。ダメージ技として扱われないので、ダメージを受けたときに発動する特性や効果をトリガーしない。みがわりも貫通しない——いたみわけ はダメージを与えないため、みがわりが消えずに技が失敗するだけだ。
効果が大きいのは、自分のHPが相手より大幅に少ないとき。自分10%・相手満HP なら、自分は最大HPの約40%を回復しながら相手も同じ分だけ削れる。HPが同じ程度なら効果はほぼ0。自分の方が多い場合は逆効果になる。低HPのときだけ使う技だと覚えておこう。
ダブルでも仕組みは同じ。対象は1体しか選べないので、HPが多い方を狙った方が恩恵が大きい。
採用するポケモン
ミカルゲ は採用率18%で いたみわけ を使う。理由はシンプルで、ミカルゲ が覚えられる回復技の中でこれが実質的な唯一の選択肢だからだ。ゴースト/あく複合でノーマル・かくとう・ゴースト・エスパー全てに免疫を持ち、耐久は高いが じこさいせい も はねやすめ も覚えない。持久戦で生き残るには いたみわけ しかない。
動き方は明確で——免疫を活かして攻撃を無効化しながら少しずつ削られ、相手より低HPになったタイミングで いたみわけ を打ってHP差を埋める。ミカルゲ の耐久があれば数回攻撃を受けた後でも機能するので、このサイクルが成立する。
使い方
タイミングを見極めることが全てだ。自分が相手より明らかに低HPになったときに打つ。60%で満HP相手に打っても旨みが少ない。30%の自分 対 満HP の相手に直接倒せないなら、これが最善の選択になる。
みがわりを確認してから打つこと。みがわりがあれば技が失敗するだけなので、先にみがわりを壊すか、別のターゲットに切り替える。
ダブルでは ミカルゲ の低速が いたみわけ との相性でプラスに働く。後攻になることが多いので、相手の攻撃で先にHP を削られてから均等分割が発動する——自然と自分のHP が低い状態で打てるわけだ。
コツと戦術
いたみわけ は命中率・回避率修正を無視する。相手が半空中状態(そらをとぶ・あなをほる等)やまもるを使っていない限り必中する。回避上昇に対して機能する点は覚えておいていい。
どくやまひで相手を継続的に削ると、均等分割時の HP 差が広がって回復量が増える。打つ前に相手より自分の方がHP が少い状況を作るのが理想だ。
ミカルゲ に攻撃的な役割は求めない方がいい。ダブルでの役割はかくとうの爆発力を吸収し、免疫で圧力を乗り越えて、いたみわけ で終盤まで生き残ること。メインアタッカーの行動回数を増やす縁の下の力持ちとして動かそう。