効果
サイコショック はエスパータイプの特殊技に分類される——使い手の特攻を参照する——が、ダメージ計算は相手の防御(物理防御)を使う。この逆転がこの技を選ぶ唯一の理由だ。
最もダメージを受けるのは、特防を意図的に積んで特殊アタッカーを受けようとしているポケモンだ。とつげきチョッキ で特防を積んでいても物防がそれほど高くなければ、同威力の通常エスパー技よりも サイコショック の方が大きなダメージになる。ダブルでは特防壁型のサポートポケモンが トリックルーム コアに入ることがあり、サイコショック はそういった相手に一方的に刺さる。
単体技なので こごえるかぜ のような全体圧力はない。「この相手の特防は物防より高い」と判断できるときに選ぶ技だ。
採用するポケモン
エーフィ は サイコショック を使う理由が明確だ。特攻が高いのでダメージが本物の脅威になり、マジックミラー で攻撃的に動けるため相手が特防で対処しようとしても裏をかける。
サーナイト は対面や高特防の相手が多いときに サイコショック を選ぶ。通常のエスパー技よりダメージが出ることがある。
ランクルス は トリックルーム 下で先攻を取り、サイコショック で特防厚のサポートポケモンをはたく。低素早さ・高特攻のコンビに合う技だ。
グレンアルマ はほのお技と組み合わせ、防御の低い相手への打点を増やすために使う。
ブリムオン は状況に応じて採用するが、メインはフェアリー系の技になることが多い。
使い方
ダブルでの判断はほぼ構築段階で決まる。「相手の特防>物防」の相手をリストアップして、そこに刺さるなら採用する。実戦での使い方は通常の特殊技と変わらない——対象に向かって撃つだけ。
トリックルーム 下で ランクルス が先攻を取りながら サイコショック を撃つと、特防スタックで受けようとしていた相手の計算が崩れる。それが トリックルーム パーティでこの技を選ぶ理由だ。
コツと戦術
同威力の通常エスパー技との使い分けは一点だけ:相手の物防と特防のどちらが低いか。チームプレビューの段階でほとんど答えが出る。
技術的に押さえておきたいこと:サイコショック は特殊技として扱われる。とつげきチョッキ によるブロック判定、トレース などの発動条件も特殊技として処理される。「物防を参照する」と「物理技」は別物だ。