効果
アクロバット はひこうタイプの物理技で、ユーザーが持ち物を持っていないと威力が2倍になる。この条件は2通りの方法で満たせる:最初から何も持たずにバトルに出るか、消費系のきのみを持って消費させるかだ。
威力の判定はダメージ計算時に行われる。つまり、アクロバット を使ったターンにきのみが消費されても、そのターンの技に2倍の威力が適用される。遅延はない。
接触技なので さめはだ や てつのトゲ、せいでんき 特性が発動しうる。これらを持つ相手と対戦するときは要注意。
採用するポケモン
ルチャブル(42%) が アクロバット の代表的な使い手だ。かるわざ がすべての根拠で、きのみが消費されると素早さが2倍になる。きのみが消えた瞬間、素早さ2倍と アクロバット 2倍が同時に発動する。もとの素早さ118に かるわざ を加えると約236に達し、Champions 環境のほぼすべての主要ポケモンを抜けるラインになる。
双打では、味方が むしくい や やきつくす できのみを強制的に食べさせることができるため、ダメージでHPを削るのを待たずにその場でコンボを発動できる。
ファイアロー(38%) は正反対のアプローチで、最初から何も持たずに出る。はやてのつばさ はHP満タン時にひこうタイプの技に優先度を加えるため、持ち物なしの アクロバット が2倍の威力かつ優先度付きになる。ひこうタイプの先制技として機能する。もとの素早さ126に加えてこの仕様があれば、多くの高速ポケモンへの対処が効く。
ウェーニバル(5%) は じしんかじょう を絡めた構成で アクロバット をカバー技として入れることがあるが、主力ユーザーとは言えない。
使い方
ユーザーによって2通りのアプローチがある。
きのみ消費型(ルチャブル): きのみを持って登場し、HPトリガーで自然に食べさせるか、味方に強制消費させる。消費した瞬間、素早さ2倍 + アクロバット 2倍が同時に発動する。以降は高速・高火力の アクロバット で盤面を荒らしていく。
持ち物なし型(ファイアロー): 何も持たずに登場し、1ターン目から アクロバット 2倍威力。はやてのつばさ 優先度と合わさって、初手から高火力優先度技として機能する。代わりに道具スロットが完全に空くため、回復や追加効果の恩恵は一切ない。
コツと戦術
ルチャブル のきのみタイミング: 理想は、Hawlucha がまだ十分なHPを残した状態できのみが発動すること。HPが瀕死寸前になる前にきのみトリガーが発動すれば、かるわざ の効果を最大限生かせる。双打では味方による強制消費で発動タイミングを自分でコントロールできる。
持ち物チェックは厳格: 消費しない道具が1つでも手持ちにあると、アクロバット の威力は2倍にならない。使っていない こだわりスカーフ でも同じだ。空のスロットか、確実に消費されるきのみかのどちらかしかない。中間はない。
はやてのつばさ の制限: 優先度が付くのはHP満タン時だけだ。少しでもダメージを受けると効果が消える。相手は双打でわざと軽いダメージを与えて はやてのつばさ 優先度を剥ぎ取り、その後は通常速度で処理しようとする。ファイアロー を先発に出すなら、この対策を意識しておこう。