効果
タネばくだん はくさタイプの物理ダメージを与える。基本威力80、命中率100、追加効果なし。これが全てだ。比較相手になるのは パワーウィップ(威力は上だが命中85%)や ウッドハンマー(さらに威力が上だが反動あり)。タネばくだんはそれらと比べて純粋な火力では劣るが、外れることがなく、使用者にもダメージが入らず、条件なしで機能する。
ダブルでは単体攻撃なので対象を自分で選べる。プロテクトを張っていない方を正確に狙うことも、くさ弱点のポケモンに集中することもできる。
採用するポケモン
ドダイトス(9%)はくさ/じめんタイプで物理攻撃型、タネばくだんは自然なタイプ一致技の選択肢だ。ドダイトスは遅いが火力が高く、命中不安定な技でターンを無駄にするのは痛い。タネばくだんの命中100%がそのプレースタイルに合っている。使用率9%は、ほとんどの場面で 10まんばりき や じしん が主な攻撃手段で、タネばくだんは水・岩・草弱点の対面専用として出てくることを示している。
ブリガロン(7%)はくさ/かくとうタイプで、かくとう技が主力になることが多い。タネばくだんはかくとう技が通らない水タイプ、じめんタイプ、特定の岩タイプへの対処として入っている。使用率が低いのはそのカバレッジが毎試合必要なわけではないからで、必要なときには候補として上がる。
使い方
判断は単純だ。このポケモンがくさタイプのダメージを物理で出す必要があるなら、タネばくだんが候補に入る。主な対象は水・じめん・岩タイプ——くさが弱点を突ける相手たちだ。
ドダイトス のケースでは、じしん とタネばくだんの組み合わせが基本的なカバレッジを作っている。アースクエイクで対処できない水タイプや岩タイプにタネばくだんを当てる分担になる。
ブリガロン では、かくとう技とタネばくだんの役割分担が明確だ。かくとう側がはがね・岩を担当し、くさ側が水・じめんを処理する。互いに干渉しない2つのスロットが機能している。
コツと戦術
タネばくだんの強みは計算通りに動けることだ。命中100%なので、クリック前のダメージ計算がそのまま通る——外れの可能性を頭に入れる必要がない。重要なターンに外してしまう心配のなさは、地味ながら実戦的な価値がある。
くさタイプへの耐性が多いことは忘れないようにしたい。はがね・ほのお・ひこう・むし・どくは全員くさ技の通りが悪い。それらのタイプが相手のとき、タネばくだんは選ばずに他の技を使う判断が必要だ。くさ弱点を持つ相手を正確に識別することが、この技を使いこなす核心になる。
タネばくだんがこれらのポケモンの技スロットに入っているのは、特別な機能があるからではなく、「物理くさタイプ一致技が必要なターンに確実に使える技」が必要だからだ。終盤の一手ではなく、役割を果たす一枠として機能している。