効果
やけっぱち は炎タイプの物理技。直前の自分の行動が失敗していた場合(外れた、まもる に防がれた、タイプ免疫で無効化されたなど)に威力が2倍になる。直前の技が普通に命中していた場合は通常の威力。
「失敗」の判定は行動レベルでの失敗。交代は条件を発生させない。補助技が外れた場合(例:眠り技の失敗)は条件を満たす。
ダブルではまもる を多用する相手に対して具体的なジレンマを作れる。前のターンまもる で避けていれば次のターンに2倍打撃を受ける。まもらなければその場でダメージを受ける。この二択がやけっぱち の存在意義。
採用するポケモン
ブースター がChampions環境で約15%の採用率を持つ。攻撃種族値130があるので条件を満たせば十分な火力になる。ただし素早さ種族値65と低く、自ら失敗条件を作り出しにくいため、自然に条件が発生した場面やパートナーのサポートが必要になることが多い。
他の宝可梦はほとんど採用しない。フレアドライブ のような安定した炎物理技が条件なしで高威力を出せるため、わざわざ条件付きのこの技を選ぶ理由が薄い。
使い方
基本の流れは:相手がまもる を使いそうなターン、意図的に失敗する行動(まもる側に攻撃を当てる、別の技を選ぶなど)を挟んで条件を作り、次のターンに2倍やけっぱち を叩き込む。
ダブルではこのゆびとまれ による攻撃誘導も条件を満たす。攻撃が引き寄せられて本来の標的に当たらなかった場合、次のターンのやけっぱち は2倍になる。
素早さが低いブースター にはトリックルーム のサポートが合う。2倍のターンに先に動かれて倒される、というリスクを減らせる。
コツと戦術
相手が失敗条件を作られていると気づいたらまもる を止めてくる。そうなると通常威力のヒットになる——それが相手にとって得かどうかは基礎威力次第。
2倍条件に頼りすぎず、「ときどき2倍になる炎物理技」として使うのが安定。条件が出たら迷わず使い、出なければ普通に技を選ぶ。