効果
サイコファングは物理超能力タイプの噛み技で、命中したターンと同じタイミングでリフレクター(リフレクター)とひかりのかべ(ひかりのかべ)を破壊する。ここが重要で、壁が消えるのは「自分のダメージの後」ではなく「同ターン中」。つまり、隣にいる味方の技も、その同じターンに壁なしのフルダメージで入る。
ダブルバトルではこの差が大きい。壁展開の強さは「壁が残っている間は相手が全力で攻め込めない」という前提で成立している。サイコファングが通った瞬間、その前提ごと崩れる。同ターンの味方の攻撃がすべてフルパワーで入るので、実質的に壁展開1ターン分のリターンを丸ごと消してしまえる。
接触技なので、さめはだやゴツゴツメットを持つ相手に使うとこちらが削られる。対象はかくとうタイプやどくタイプに効果がばつぐん。シングルバトルでの役割も同じだが、味方のフォローが即座に得られないため旨味はやや少ない。
採用するポケモン
サメハダー が採用率61%でいちばん積極的に使う。かそくで複数ターン戦えるが耐久が薄く、壁の半減があると一撃で取れる場面を逃しやすい。入場してすぐ壁を割れるサイコファングは、Sharpedoの弱点を直接補う。
ドラパルト は超能力タイプへのカバーと、ついでに壁破壊が入るという感じで採用。採用率26%で、招式枠の競争には勝てることも負けることもある。
ルガルガン と レントラー は超能力カバーが欲しい場面での採用。ガチゴラス と ウインディ も似たような立ち位置で、メインの役割は別にある。
使い方
壁展開への対応: 相手が壁を張ってくると読めたら、初手からサイコファングを打ちに行く。壁が貼られた後でも、同ターンに割れるので味方の攻撃がすぐフルダメージで通る。
味方との連携: 壁を割るターン、味方も攻撃技を打つ段取りを事前に決めておく。味方がそのターンにまもるや補助技を使うなら、壁破壊の恩恵が1ターン遅れる。
壁の残りターンを確認: すでに残りターンが少ない壁を割っても、勝手に切れていたのと大差ない。壁の経過ターンを数えて、本当に割る価値があるか判断してから使う。
コツと戦術
接触技のデメリット: ガブリアスのさめはだやゴツゴツメットを持つ相手に使うと自分が削られる。接触することのリスクを把握してから打つ。
STABは期待しない: 採用するポケモンの多くは超能力タイプではない。あくまでカバーか壁破壊の付加価値として採用しているだけで、超能力タイプのメイン火力として使うわけではない。
読みのタイミング: 壁展開を壊すなら、張られたターンか張られる直前が最大の旨味。3ターン目に割っても、すでに相手が受けたリターンの方が大きい。