効果
ようせいのハネ を持つと、フェアリータイプの技のダメージが×1.2になる。条件なし、消費なし、HP削れなし。第9世代で新登場したフェアリー専用タイプ強化アイテムで、ムーンフォース・マジカルシャイン・じゃれつく・ドレインキッスはどれも毎回恩恵を受ける。
フェアリーの攻撃カバー範囲は広い:ドラゴン・あく・かくとうに2倍で入る——どれもChampionsで高い使用率を誇るタイプ。つまりフェアリーSTABアタッカーはほぼ毎試合有効な標的を見つけられて、ようせいのハネの×1.2がそれらの対面で継続的に貢献する。
こだわりメガネとの比較:×1.5だが縛られる。ブリムオンはサイコキネシスとシャドーボールもあわせて使う。ムーンフォースに縛られたままはがねを後出しされると完全な被動になる。フェアリーのはねなら毎ターン技を自由に選べる。
宝珠との比較:宝珠は全技×1.3だが毎回10%削れる。ニンフィアは複数ターン活躍する長続き設計のアタッカーなので宝珠消耗と相性が悪い。ブリムオンはトリックルーム前提の遅くて脆いタイプ——宝珠で削れるとトリックルーム中に先制技圏内に入りやすくなる。どちらにとってもようせいのハネが安定している。
採用するポケモン
ニンフィア(セットの91%)——他のアイテムとは比較にならない集中率。フェアリースキンがノーマル技をフェアリー技に変えて追加×1.2を乗せる。ようせいのハネの×1.2と独立乗算されるため、STAB×1.5 × フェアリースキン×1.2 × ×1.2 = 非常に高い実質倍率のハイパーボイスが広範囲に飛ぶ。HPコストゼロ。91%という数字が「Sylveonにはこれ」という答えを出している。
ブリムオン(44%)は特攻が非常に高くムーンフォース・サイコキネシス・シャドーボールを使う。ようせいのハネでムーンフォースの火力を上げながら、トリックルームの4〜5ターンをずっと高HPで動ける。宝珠を持つとトリックルームが切れた瞬間先制技圏内に入る危険がある。
アシレーヌ(9%)はみず・フェアリーでムーンフォースがフェアリーSTAB。ようせいのハネがドラゴン・あく・かくとうへのKO威力を上げる。
フラエッテ(12%)・サーナイト(4%)・ミミッキュ(4%)・フラージェス(4%)でも採用がある。サーナイトはフェアリー・エスパー両STABを持つが、ようせいのハネはフェアリー側を強化する。ミミッキュは攻撃型構成でじゃれつくの威力を上げるために採用。
使い方
ニンフィアのダブルバトル運用: フェアリースキンがハイパーボイス(ノーマル拡散技)をフェアリー拡散技に変換して×1.2を乗せ、ようせいのハネの×1.2がさらに独立乗算される。2体同時に高倍率フェアリーが飛ぶ。ドラゴン・あく・かくとうが相手の両枠にいる状況では場を制圧する威力になる。91%採用率はこの強さの証明。
ブリムオンのトリックルーム運用: トリックルーム下で先攻になり、ようせいのハネ入りのムーンフォースを打つ。トリックルームの4〜5ターンを通じてHPを維持したまま動ける。宝珠を持つとトリックルームが切れた瞬間に速いポケモンに狩られる体力になっていることがある。ようせいのハネなら残HP管理の心配が減る。
はがねにはフェアリーが完全無効、どくとはがねには半減される。その対面ではようせいのハネの貢献がゼロになる。シャドーボール・サイコキネシスなどのカバー技ではがねへの対策を必ず確保しておこう。
コツと戦術
フェアリースキン + ようせいのハネの二重乗算がニンフィアの火力の源。 フェアリースキンの×1.2とようせいのハネの×1.2は加算ではなく独立乗算。STAB×1.5と合わせてかなりの実質倍率になり、しかも拡散技で2体同時に飛ぶ。91%採用率はそのまま「Sylveonにはこれ」という結論。
はがねが一番の天敵。 ハッサム・ギルガルド・エンペルトはフェアリー技完全無効。その対面でフェアリー技を打っても意味がない。選出画面で相手のはがねタイプを確認して、カバー技か引きの準備をしておこう。
ようせいのハネは管理不要。フェアリー技を打つたびに自動で乗算される。特にニンフィアのようにほぼ毎ターンフェアリーSTABを打つポケモンには、最もシンプルで有効なアイテム選択になる。