効果
ヨロギのみ は持ち主が岩タイプの効果抜群ダメージを受けた瞬間に自動発動し、そのダメージを半減して消費される。効果抜群の岩技にのみ反応する。
飛行タイプと炎タイプは岩に 4 倍弱点を持つこともある(それぞれ岩で 2 倍)。実戦では一撃で落とされるシーンが多い。このきのみは 4 倍を 2 倍に、2 倍を等倍に変換する。耐久がそこそこあれば、その圧縮が「倒れる」と「生き残る」の境界線になる。
きあいのタスキとの比較。どちらも満 HP から一撃死を防ぐ点は同じ。きあいのタスキは残り 1 HP に固定される——次の攻撃で何であれ終了。ヨロギのみは実際の残り HP を保持する。耐久次第では 2 発目も耐えられる。
採用するポケモン
ウルガモス(約 14%)が代表格。岩に 4 倍弱点を抱えており、いわなだれが直撃すれば危険圏まで削れる。きのみで 2 倍相当に圧縮できれば、そのターンにちょうのまいを積む猶予が生まれる。ファイアロー(4%)とリザードン(6%)も同じ構造的弱点を持ち、どちらも素早さが高いので生き残れれば先手を取って反撃できる。ゴロンダ(15%)は少し違う理由——岩に 2 倍弱点で素早さも低いが、確実に行動機会を確保するためにきのみを選ぶ。ギャラドス(2%)、オンバーン(2%)、ポワルン(3%)、エモンガ(2%)は構成次第で採用。
使い方
いわなだれはダブルバトルで最も使用頻度の高い技のひとつ——両ポケモンに同時にヒットし、怯みの追加効果も持つ。自分の飛行タイプが場にいて、相手に岩タイプがいれば、いわなだれは来ると思っていい。ヨロギのみはその脅威の中でもう 1 ターン行動できる余地を作る。
最も有効なのは「初手に岩技で倒される」場面。まもるで 1 ターンかわせるなら、その間に相手の岩タイプが落とされている可能性もある。Protect を選ぶか、そのまま行動するかの判断がきのみ持ちの核心的な判断になる。
コツと戦術
きのみには隠れた価値がある——相手は自分のアイテムを見えない。「いわなだれで倒れるはず」と計算していた相手が、倒れないと気付いた瞬間、そのターンの計画が崩れる。自分はタダで行動でき、相手はKOに使ったリソースが無駄になった。このテンポの差が試合に影響することは少なくない。