効果
もらいび は、持ち主がほのおタイプの技を受けたとき、そのダメージをゼロにしつつ「もらいび状態」に入る。もらいび状態ではこちらのほのお技の威力が×1.5になり、退場するまで持続する。
正確に押さえておくべき点が二つある。ひとつ目は免疫の範囲:ダメージなしの おにび も含め、ほのおタイプの技全般に無効だ。やけども入らない。ただし自分からほのお技を使っても発動しない。ふたつ目は加成の計算場所:×1.5はもちけん・ランク補正と別レイヤーで乗るので、こだわりメガネ や いのちのたま と併用したときの火力上限がかなり高くなる。退場するともらいび状態はリセットされ、再入場後に再トリガーが必要になる。
採用するポケモン
ブースター(100%)と ソウブレイズ(93%)は採用率トップ。どちらもほのおタイプへの特化度が高く、もらいびは保険と火力トリガーの両方を兼ねる。シャンデラ(87%)は高い特攻ともらいびの組み合わせで、発動後の爆発力が群を抜く。バクフーン(94%)も特殊ほのお路線で同様にもらいびが強い。グレンアルマ(80%)は相手のほのお攻撃を吸いながら自分の出力を維持できる。キュウコン(1%)と ウインディ(0%)はもらいびをほぼ採用しない——キュウコンは ゆきふらし や ひでり、ガーディは いかく が主流だ。
使い方
一番シンプルな使い方は、相手のほのおアタッカーに正面から交代すること。 ガオガエン などを相手が使うと分かっているなら、もらいび持ちで受け切ってもらいびを発動させる——ダメージゼロで永続強化を手に入れる、完全有利の交換だ。
パートナーが意図的に おにび をこちらに当てることでもらいびを発動させる手もあるが、これは連携が必要。実戦では相手がほのおを打つタイミングを読んで先回りするほうが現実的だ。
ダブルでは、対象の枠にもらいび持ちを置いておけばほのおを吸える。相手がどちらの枠にほのおを打ってきそうかを考えて配置を決めよう。
コツと戦術
もらいびが発動したら、理由なく退場しない。発動させるためにほのおを1発受けたのに、そのままターンを返して退場してしまうのは最もよくある勿体ない動き。
発動後、相手は基本的にそのポケモンへのほのお攻撃をやめて他の弱点を突いてくる。その行動変化は情報だ——もらいびの有効性を認識して方針を変えたということなので、そこに合わせて次の行動を考えよう。
シャンデラ と こだわりメガネ の組み合わせはもらいびの最大リターンのひとつ。高い特攻にもちけんの×1.5ともらいびの×1.5が乗り、発動後の1発は対面次第で試合を決めうる。