効果
ちからずく は追加効果(能力変化、状態異常率、ひるみなど)を持つ技の追加効果を消して、代わりに威力を 1.3 倍にする。追加効果のない技は影響を受けない——倍率も上がらない。
代表的な恩恵技:いわなだれ(ひるみ消滅、威力 75→97.5)、かえんほうしゃ(やけど率消滅、90→117)、れいとうビーム(こおり率消滅、90→117)、だいちのちから(特防低下消滅、90→117)。
いのちのたま との組み合わせ:ちからずく最大の特徴。通常 いのちのたま は攻撃後に最大 HP の 10% を消費させるが、ちからずくが発動した技ではこの反動も「追加効果」として消滅する。結果:ちからずく + いのちのたま の組み合わせでちからずく対象技を使うと、1.3 × 1.3 = 1.69 倍の威力が HP を失わずに出る。対象外の技では反動は通常通り発生する。
採用するポケモン
ラムパルド:Champions でのちからずく採用率 90%。物攻 165 は最高水準だが、素早さ 58・特防 30 という極端な耐久の低さがある。トリックルーム 下では遅さが先手につながる。ちからずく + いのちのたま + いわなだれ で両体に約 ×1.69 倍率のダメージが飛ぶ。ほぼ何も耐えない。
ローブシン:物攻 140 でちからずくの恩恵は大きいが、Champions では こんじょう 構成が 78% と主流。ちからずくは炎のたまのダメージを避けたい構成での選択肢(8%)。
ドデカバシ(10%)、ハガネール(4%)、バサギリ(5%)にも採用例がある。
使い方
ちからずくの基本原則:追加効果のある技を選ぶこと。じしん には追加効果がないので、ちからずくの恩恵を受けない。技構成を組む前に追加効果があるかどうかを確認する。
ラムパルド + トリックルーム:遅さを先手に変える。トリックルーム 下で いわなだれ を打てば、ひるみ効果こそなくなるが ×1.69 倍率のダメージが両体に飛ぶ。
コツと戦術
Life Orb 反動消滅の条件確認:ちからずく対象技のみ反動が消える。対象外の技(じしん など)には反動が発生する。できるだけ対象技で統一すると HP を消費せず火力も最大になる。
追加効果を手放すリスク:いわなだれ のひるみはダブルで重要な妨害手段。かえんほうしゃ のやけど率も対戦に影響する。ちからずくはそれらを完全に捨てて純粋な火力に変換する特性——追加効果の妨害価値が高い場面では、ちからずくを使わない選択も考える。
ラムパルド の脆弱性:特防 30 はほぼ特殊技即死レベル。ダブルでは このゆびとまれ サポートや トリックルーム の保護があってこそ安全に動ける。