効果
きんちょうかん は所持者がフィールドにいる間、相手側の全ポケモンがきのみを消費・使用できなくなる。所持者が場に出る前に既に発動したきのみには遡及しない——新しい発動を防ぐだけ。
封じる主なきのみ:オボンのみ(HP 半分時に 25% 回復)、ラムのみ(状態異常一度回復)、カムラのみ(HP 25% 以下で素早さ +1)、ヤタピのみ(HP 25% 以下で特攻 +1)、チイラのみ(HP 25% 以下で攻撃 +1)。これらは危機的状況からの回復や逆転スタット上昇のために設計されているが、きんちょうかんがあると全て無効になる。
自分のポケモンのきのみには影響しない。一方向の封じ。
採用するポケモン
プテラ:採用率 93%、圧倒的な主要採用者。素早さ 130 は最高水準。高速入場によりきんちょうかんが早期に機能し始める。物理アタッカーとしての能力も備えており、きんちょうかんはそこに上乗せされる妨害価値。
アーマーガア:採用率 3%。耐久型なのできんちょうかんが長続きするが、通常は ミラーアーマー や プレッシャー を選ぶ。
バンギラス:採用率 1%、すなおこし がほぼ主流。
使い方
入場した瞬間自動発動——操作は不要。プテラ が場に出たその瞬間から相手のきのみがロックされる。
Sitrus Berry 封じ:耐久型は HP 半分で Sitrus Berry を発動して 2 発目に備えることが多い。きんちょうかん下ではその回復が起きない——削った HP がそのまま残り、倒しきれる。
低 HP きのみ封じ:Salac・Petaya・Liechi は 25% HP で自動発動するピンチ系きのみ。きんちょうかんでこれが完全封鎖され、瀕死状態から突然スタットが跳ね上がる「逆転一撃」がなくなる。KO 計算の信頼性が上がる。
Lum Berry 封じ:おにび や でんじは など状態異常技を使う構成では、相手が Lum Berry を持ってると一手無駄になる。きんちょうかんがあればその心配が消える。
コツと戦術
きのみ以外には効かない:しろいハーブ、メンタルハーブ、パワフルハーブ はきのみではないため影響なし。全消耗品を封じるわけではない。
交代で解除される:きんちょうかん持ちが場を離れると即解除。シングルの交代が多い展開では注意。ダブルでは大きな問題にならないことが多い。
プテラ の複合価値:素早さ 130 での対面制圧 + きんちょうかんによる場の妨害、2 つの独立した貢献が同時に成立する。それがこのポケモンがきんちょうかんの主要採用者である理由。