効果
みずびたし は水タイプの変化技で、命中した相手のタイプを純粋な水タイプへと書き換えます。複合タイプでも例外はなく、特殊な「タイプ変動特性」を持っていなければ上書きされます。効果は相手が交代するまで継続し、交代と同時に元のタイプに戻ります。
競技的な意味はシンプルで、相手の弱点分布を丸ごと差し替えることです。本来でんき技を半減する相手がみずタイプになれば、でんきが 2 倍で入るようになります。じめんタイプでもともとでんきを無効にしていた相手に、みずびたしを入れてからでんき技を打つ——このルートが成立します。
この技自体はダメージを与えないので、価値はパートナーとのコンビネーションにほぼ依存します。みずびたしを打つターンは「次のダメージのための準備ターン」です。弱点を突く技がすぐそばにないなら、この技の恩恵はほとんどありません。
採用するポケモン
ハラバリー(採用率 25%)が最も相性のいい使い手です。でんきタイプなので、自分がみずびたしを打って、その次のターンか同じターンにでんき技で弱点をつくという一連の流れが完結します。第三のポケモンを必要としない点が強みです。
オニシズクモ は特性 すいほう によってみず技の威力が 2 倍になります。みずびたしでサポートしながら、自身もみず技で圧力をかけられます。
使い方
ダブルバトルでの基本運用は、ハラバリー とでんきアタッカーを並べて先発させ、1 ターン目にみずびたしを通しつつパートナーがでんき技で弱点を突くというものです。同じターンにダメージが入るので、相手が交代で効果を消す前に仕事が完了します。
気をつけたい点は、ちょすい や よびみず を持つ相手にみずびたしを打っても、タイプは水に変わりますが特性は消えません。回復されてしまうケースがあるので、選出画面 で確認しておきましょう。
コツと戦術
くさタイプやドラゴンタイプは本来でんきを半減しますが、みずびたし後は 2 倍になります。でんき系の範囲技を軸にしたパーティなら、刺さらない相手を刺さる相手に変えられるのが大きな強みです。
ただし、みずびたしを打つターンは ハラバリー も オニシズクモ も攻撃を放棄しています。そのターンが本当に必要かどうか、パーティ全体で判断してから採用しましょう。