効果
ちからもち は持ち主の攻撃ステータスを2倍にする。計算の順序として、まず種族値が2倍になってから努力値・性格補正が乗るイメージだ。攻撃種族値50の マリルリ は大力士込みで約135相当になり、多くの物理アタッカーを上回る。ホルード は56が約146相当まで跳ね上がる。
種族値表を見ただけで「大したことない」と判断するのは危険——この特性がある限り、その評価は完全に裏返る。
ちからもちが倍にするのはステータス値そのもの。道具補正やタイプ一致倍率は別途通常通り計算される。
採用するポケモン
マリルリ(96%)は Champions でのちからもちの代表格だ。みず/フェアリーという複合タイプが攻守両面で機能する——フェアリーはドラゴン技を無効化し、みずは広範囲をカバーする。アクアジェット は先制技として機能し、削れた相手を優先度つきで倒せる点が大きい。HP100という耐久を持ちながら等効攻撃135相当で殴れるのが強さの本質。
ホルード(99%)は使用率がさらに高い。ノーマル/じめん複合で じしん と でんこうせっか を両立でき、攻撃換算146相当の火力が乗る。はらだいこ 型は自身のHPを半分消費して攻撃を最大まで上げる——ちからもちとの合算で攻撃倍率は×8近くになり、多くの相手を一撃圏内に入れる。
使い方
まず「このターン相手を落とせるか」の計算を徹底する。相手が過小評価しているうちに先に倒しきるのがちからもち型の理想的な試合展開だ。
こだわりハチマキ は火力を際限なく伸ばすが技ロックが生じる。とつげきチョッキ は特防を補って被弾面を広げ、相手にとって処理しにくい壁になれる。
はらだいこ を使う場合は安全な入場ターンが前提になる。入れなかった場合、体力半分消費だけが残る——入れるかどうかの判断を事前のゲームプランで組み込んでおくのが基本。
コツと戦術
AzumarillもDiggersbyも素早さは高くない。先制技がない場合はトリックルームやスピード操作を別途用意するか、相手のフィールドが削れた後に動くのが安全。
やけど状態は攻撃を半減させる。ちからもちで2倍にしていても、やけどで0.5倍に戻ってしまうと等効攻撃がほぼ通常値まで下がる。おにび を撃ってくる相手には交代で対処するしかない。
ヨガパワー は同じ効果を持つ別名の特性——メカニズムは完全に同一だ。