効果
ちいさくなるは回避率を2段階上げる。命中率100%の技でも2段階回避後は約60%に落ちる。使用後に場に残ったポケモンはふみつけや高温重圧技のダメージが2倍になるが、競技構成でそれらを採用してくる相手は少ない。
回避積みの限界は回避を無視する手段にある。ノーガード(全技必中)、必中技(つばめがえしなど)、するどいめ(回避変化無視)——これらがあると積んでも意味がない。対戦前に確認する。
採用するポケモン
サダイジャ(採用率82%)は砂嵐回復と組み合わせる。砂嵐は岩・鋼・地面タイプ以外のポケモンに毎ターンダメージを与えるが、サダイジャ(地面タイプ)は砂嵐ダメージを受けない。他のポケモンが砂嵐でHPを削られる中、サダイジャは回避を積みながらHPを消耗しない。回避が高くなるほど当たる技が減り、こちらはHPを温存したまま相手を追い詰められる。
スターミー(採用率43%)は素早さが高いため、多くの相手より先にちいさくなるを積み始められる。低速ポケモンと違って最初の1ターンで殴られるリスクが少ない。特攻もあるため純粋な粘り戦だけでなく、回避が積まれた後に攻撃に転じる選択肢もある。
使い方
場に留まり続けることが前提:交代すると回避がリセット。回避を積む戦術は引かない前提で機能する。ダブルでは交代が多くなりがちなので単打より効果が薄い。
砂嵐回復ループ:砂嵐を張る→ちいさくなるを積む→偶発被弾を回復で補うサイクルがサダイジャの基本。このループが続くほど相手の攻撃は当たりにくくなり、当たっても回復が追いつく。
突破手段を事前に確認:ノーガード・必中技・するどいめがある相手には回避積みが無効。対戦前に確認してから動くかどうか決める。
コツと戦術
回避は無敵ではない:2段階でも60%は当たる。ダブルでは2体が同時に攻撃してくるため、合算した命中確率は意外と高い。完全に当たらないとは思わないこと。
まもると交互に使う:まもるで1ターン攻撃を凌いで翌ターンにちいさくなる、を繰り返すと被弾を減らしながら安定して積める。
ダブルでは主力戦術にはなりにくい:2体同時攻撃で合算命中率が単打より高い。ダブルでのちいさくなるは主力勝ちパターンというより、相手に選択を強いる粘り手段として使うことが多い。