効果
ふんか の威力は 150 × 現在HP ÷ 最大HP で決まる。満タンなら威力150で相手2体を同時に攻撃する。体力が1削れるたびに次のふんえんの威力が下がる——つまり、この技を使う試合の半分はHP管理の試合だ。
晴れ状態では炎技が×1.5。そこに こだわりメガネ の特攻×1.5が乗り、満タン体力のふんえんは炎タイプ無抵抗の相手に対して、多くの耐久型でも安全に受けられないレベルのダメージを出す。ダブルで相手2体が同時に受けるため、片方だけ まもる しても全体への圧力は消えない。
採用するポケモン
コータス(96%)はふんえんと一体化した存在だ。 ひでり で入場ターンに自動で晴れを作り、味方の天気設置行動を丸々節約できる。素早さ種族値は20と最底辺で、トリックルーム が前提になることが多い——トリックルーム下で先手を取り、晴れ状態で満タンふんえんを即座に撃つのが最高の形。こだわりメガネ が標準持ち物で、特攻を最大化して一撃の火力を上限まで引き出す。
バクフーン(98%)は素早さがあるためトリックルームなしでも動ける。天気を自力で作れないので、晴れパ内での運用か、単独で こだわりメガネ 持ちとして立つかのどちらかになる。 もうか は低HP時の加成だが、ふんえんの威力スケーリングを考えると低HPで戦うのは本末転倒——実質的にブレイズの恩恵を受ける場面は少ない。
使い方
ふんえん運用は二段階に分かれる。入場前は体力を削られないこと。入場後は最速でふんえんを打ち切ること。
コータス の入場タイミングは慎重に選ぶ。地面技や水技を持つ相手が正面にいる状態で無理やり入れると、ふんえんを打てないまま倒されるリスクが高い。岩ステルス等のまき物があるなら、入場前にそれを解消できるかを確認する——入場ダメージはそのままふんえんの威力ロスに直結する。
場に出たら、隣のパートナーが コータス を守る役を担う。このゆびとまれ や いかりのこな で相手の攻撃を引き受けるポケモンがいると、烈焰陶陶は安全に撃てる。ねこだまし で相手1体を1ターン止めるのも有効な間接サポートだ。
こだわりメガネ で技が固定されているため、ふんえん以外を打つには一度退場する必要がある。退場ダメージのリスクを考えると、入場→ふんえん1〜2発→退場のサイクルが理想の動かし方になる。
コツと戦術
相手の ねこだまし によるダメージはふんえんの威力を下げない——ひるみが解除された後に技が発動するタイミングのため、ふんえんはFake Out後の体力で計算される。ふんえん威力を本当に削るのは、ターン終了後のやけどや ゴツゴツメット 反動など、ターン間のダメージだ。
いかく はふんえんに無効。物理技のみを下げるため、特殊技のふんえんには一切影響しない。威吓ループ採用の相手に対して、コータス は威吓の影響をほぼ受けずに仕事ができる。
相手が両方 まもる を使った場合、ふんえんが1ターム無駄になる。相手のProtectパターンを読んで、「このターンは両方Protectしそうだ」と判断したら技を変えるか待機を選ぶのが上級者の判断だ。