効果
アロマミスト は妖精タイプの変化技で、味方1体の特防を1段階上げる。重要なのは「味方にしか使えない」という制限——相手を直接狙う手段にはならない。使うたびに自分のターンを1回消費して、パートナーの特防バフを得る交換になる。ダメージもなく、命中率の判定もない。
特防+1は受けるダメージを約3割カットする。パートナーがすでに余裕で耐えているなら効果は薄いが、特殊技1発で落とされるかどうかのラインにいる場合は、この1段階が生死を分ける。アロマミスト は味方を対象にするため、このゆびとまれ や いかりのこな の引き付けに邪魔されない点も地味に安定している。
採用するポケモン
マホイップ が Champions で アロマミスト を採用するのは約23%。デコレーション はほぼ必須レベルで持っているのに比べると、これは状況依存の3~4枠目に入る技だ。マホイップ 自身の特防が悪くなく、妖精タイプでドラゴン・悪への耐性もある。パートナーのサポートに1ターン使っても場面が崩れにくい耐久があるから採用が成立する。
使い方
使うべき場面は「パートナーが耐える必要があり、相手の脅威が特殊」なとき。物理アタッカーが相手なら特防を上げても意味がないので、この技のターンは別の行動に回す方がいい。マジカルシャイン のような特殊全体技が来ることが分かっているなら、その直前に使うのが最も価値が高い。
マホイップ 軸の構成では基本的に デコレーション が優先される。攻撃と特攻を同時に上げる方が効率がいいからだ。アロマミスト が活きるのは、すでに攻撃面は整っていてパートナーの特防だけ底上げしたい場面に絞られる。
コツと戦術
パートナーが余裕のある状況で無理に使わなくていい。この技の価値は「何かを防ぐ」ことにあって「何かを強化する」わけではない。相手の次の行動が大きな特殊技だと読めたとき、そのターンに合わせて使うのが正しい判断になる。
注意点として、パートナーが まもる を選択しているターンには アロマミスト のターゲットにできない。Protect中は己方への技も弾かれるため、そのターンに使っても無駄になる。1ターン先読みして、パートナーが行動するタイミングに合わせて使おう。