効果
どんかん には二つの免疫があります。一つは混乱状態にならないこと、もう一つは ちょうはつ が完全に効かなくなること。
混乱自体はVGCの現環境ではそこまで脅威じゃないです。問題は ちょうはつ のほうで、これを受けると2〜3ターン攻撃技しか使えなくなる。つまり こごえるかぜ も おいかぜ も まもる も全部封じられる。速い ガオガエン や エルフーン がこれを狙ってくる展開は珍しくなくて、どんかん はその対策を丸ごと無効にします。
ただし アンコール や かなしばり は防げません。あくまで ちょうはつ だけ。その点は覚えておいてください。
採用するポケモン
マンムー が採用率85%でこの特性の筆頭です。役割は こごえるかぜ で全体の素早さを下げつつ、じしん で広範囲に圧力をかけること。対面から ちょうはつ で こごえるかぜ を封じるのが定番の対策でしたが、どんかん でその答えが消えます。
ヤドラン(32%) と ヤドキング(42%) はどちらも遅くて耐久のある補助型で、トリックルーム を展開することがあります。トリックルーム 使いへの ちょうはつ は最もよく見る妨害手段の一つで、これを無効化できる点はトリパ構築において意味があります。
エンニュート(28%) も状態異常技を維持するために採用しますが、他の特性と比較されることが多いです。
使い方
マンムー の場合、ちょうはつ を撒きにくる速いリードに対してそのまま こごえるかぜ を打つだけです。相手は別の動きをするか ちょうはつ を無駄打ちするかの二択になる。どっちでもこちらに有利。
トリパの場合、どんかん があると相手は トリックルーム を阻止するためにダメージで倒しにいくしかなくなります。それは攻撃行動を一つ消費させるということで、残りのポケモンが動く余裕が生まれます。
コツと戦術
どんかん の価値は補助技への依存度に比例します。攻撃一本の構成なら恩恵は薄い。でも こごえるかぜ でチーム全体を支える マンムー みたいなポジションには相性がいい特性です。
アンコール には注意してください。ちょうはつ は防げても、アンコール で こごえるかぜ に固定されると意図した速度調整ができなくなります。ラムのみ や交代できるポケモンを後ろに置いておくと安心です。