効果
すじがねいり は技のターゲット変更を無効にする特性。このゆびとまれ、いかりのこな、スポットライト、そして ひらいしん と よびみず の引きつけ効果 — このどれも使用者の技に影響しない。
狙ったポケモンに技が直接当たる。相手の引きつけ役がどれだけ頑張っても、ルートを変えられない。
全体技(いわなだれ や じしん など全体技)は最初から相手全体に当たるので引きつけ対象にならない。ウィルパワーが刺さるのはシングルターゲット技で このゆびとまれ や いかりのこな が絡む場面。
高価値シナリオ:相手が引きつけ役と展開したいアタッカーを並べて出してくるとき、通常は単体技が引きつけ役に吸われる。すじがねいり があれば素通りして本命を叩ける。
採用するポケモン
ブリジュラス が約 6% の使用率で採用例。大多数は じきゅうりょく か でんきにかえる。すじがねいり は相手の引きつけ戦術を想定したピンポイント採用。
ゲーチスの技構成(りゅうせいぐん・ラスターカノン・ボディプレス など)は単体への高火力をそのまま届かせる意味で すじがねいり との相性がいい。
使い方
相手に モロバレル(いかりのこな)、キュワワー(このゆびとまれ)、イエッサン(Follow Me)などがいるとわかったとき、すじがねいり アーマーガア……ではなく鋼龍を出す。引きつけ役は機能しないので、後ろのアタッカーが丸裸になる。
「引きつけ役が何もできない」という状況それ自体が相手を動揺させる。相手はアタッカーを守る別の手段(まもる、交代、強引に打ち合う)を選ぶしかなくなる。
コツと戦術
すじがねいり は使用者自身の技にしか適用されない。パートナーの技は引きつけの対象になる。相手の引きつけ役はパートナーの単体技を普通に吸える。
ひらいしん の「電気技を受けたとき特攻 +1」は すじがねいり で消えない。無効化されるのは引きつけ部分だけ。
相手に引きつけ役がいない試合では完全に沈黙する。汎用的に価値のある じきゅうりょく より採用率が低い理由もそこにある。