効果
しおふき は水タイプの特殊全体技で、相手の両方に当たる。威力の計算式は 150 × 現在HP / 最大HP。満HPで最大150になり、HPが減るにつれ直線的に下がる。HP半分で約75、ほぼ0に近ければ一桁台だ。ダブルで両相手に当てる場合は各自×0.75の補正がかかるため、満HPでも1体への実質威力は約112になる——それでも十分すぎる数字だ。
採用するポケモン
カメックス がChampionsで約30%の採用率を誇るのは、しおふき を軸にした構成が成立しているからだ。特攻と特防がともに堅実で、行動前にひと当たり耐えるだけの耐久がある。登場直後に両面圧力をかけられるため、相手は少なくとも一行動を カメックス の処理に使わなければならない。
使い方
基本は「HPを高く保ちながら撃ち続ける」。削られるたびに威力が落ちるので、HPの管理がそのまま火力管理になる。あめふらしと組み合わせると水タイプ技が×1.5になり、満HP しおふき は大半の相手にとって致命的な数値になる。先発に立てて、相手がチップダメージを蓄積する前に1ターン目から撃つのが基本セット。
相手もそれを知っているから、素早く削ろうとしてくる。まもる でターンを稼いでパートナーに仕事をさせ、次のターンに満HPで撃つ——これが最も安定する動き。
コツと戦術
素早さの確保も重要だ。後攻で動くと、撃つ前にすでに削られている。おいかぜ サポートや ねこだまし でその1ターンを守れるかどうかが、しおふき の実際の威力に直結する。HP が半分を切ったら無理に撃ち続けず、交代か別の手を使う方が場面によっては正しい選択になる。