効果
ねばねばネット は設置技で、相手の陣地にネットを張る。以降、相手が交代で出すポケモンは、着地した瞬間に素早さが1段下がる。それが最大の価値。
素早さ1段ダウンは相性をひっくり返す。本来こっちより速い相手が、逆に遅くなることがある。ダメージは出さない。やってるのは『場全体の素早さ圧力』。ネットがある限り、相手は交代のたびにこのダウンを食らう。素早さで先を取る型にとっては継続的なアドバンテージ。
制約は覚えておく。ひこうタイプ、ふゆう(ふゆう)持ち、宙に浮いてるポケモンには効かない。ネットを踏まないから。だから相手がひこう・ふゆう主体だと、ねばねばネット の対象がかなり減る。
採用するポケモン
オニシズクモ はChampionsで ねばねばネット を採用する。採用率8%——マイナーな線で、たいてい先発で張る型。オニシズクモ はみず・むしタイプで、ねばねばネット はタイプ一致の設置技。先発で出して張って、試合全体の素早さ勝負の土台を作る。耐久寄りだから相手の序盤の攻めを受けながら確実に張れる。脆い設置役より信頼できる。
使い方
核となる流れは『まず張って、交代で回収する』。早めに張れば、相手が出すひこう・ふゆう以外のポケモンは全員1段遅くなる。さっきまで抜けなかった相手も、張った後なら抜けるかもしれない。
ダブルはシングルとちょっと違う。交代はそこまで頻繁じゃないけど、相手が交代で着地状態で出てきたらネットが効く。ネットは交代で出てきたポケモンだけを遅くする。張った時点で既に場にいる相手には直接効かない。
張るターンはダメージが出ない。1行動で全体の素早さアドを買う形。だからタイミングを選ぶ。相手がまだ攻めを作る前か、相方が張るのをカバーできるターンが安全。
コツと戦術
こうそくスピン(こうそくスピン)はネットを消せる。ただし使用者自身の側のだけ。相手はこうそくスピンでこっちが張ったネットを消せない。こっちに張られたネットを消すのは きりばらい(きりばらい)で、しかも両側の設置技を全部消す。
相手が あつぞこブーツ(あつぞこブーツ)を持ってると、無効で出てきて素早さは下がらない。環境にブーツが多いと ねばねばネット の見返りが減るから、張る前に相手のブーツ率を見積もる。
ひこう・ふゆうは完全無効だから、ねばねばネット はじめん寄り・着地ポケモン主体の相手に一番効く。相手の半分が空に浮いてるなら、この設置枠の価値は限られる。