効果
ちょうのまい は特攻・特防・素早さをそれぞれ1段階ずつ上昇させる。1ターンで3つの能力が同時に動く密度が他の積み技とは違う。つるぎのまい は攻撃が+2だが1項目のみ、ちょうのまいは+1だが3項目同時で、得られる盤面コントロール力は単項目強化を大きく上回る。
素早さ+1は、それまで抜けなかった速度帯のポケモンを抜けるようになることを意味する。特攻+1で技ダメージが一段階上の水準に入る。特防+1は、相手が特殊技で逆に取ろうとしてもダメージ計算が変わり、以前なら2発で倒せた技が3発必要になることがある。
採用するポケモン
ウルガモス が採用率45%で最主要の使用者。もともと特攻が高いので、ちょうのまい後は炎タイプと虫タイプの二刀流STABが幅広い相手を脅かせる水準になる。素早さと特防の同時上昇により、積んだ後に反撃されにくくなるのが強さのポイント。
使い方
ちょうのまいを積むには安全な1ターンが必要。ダブルバトルでのよくある使い方は、ウルガモス が まもる で盾をとりながら相方が脅威を処理するのを待つか、相手が補助技を使うターンを狙って積むかのどちらか。1回積めれば、素早さと特攻のボーナスで大抵の相手を一方的に圧迫できる。
注意すべきなのは トリックルーム が展開されている場面。素早さを上げると逆に遅くなるため、トリックルームが張られているときは積むのを急がない方がいい。場を壊してから積むか、トリックルームが切れるまで待つかを判断する。
コツと戦術
特防の上昇は軽視されがちだが、以前なら2発で倒せていた特殊技を3発必要にする変化は、もう1ターン攻撃を確保するうえで実質的に大きい。
ちょうのまいで最も怖いのは岩タイプの物理技。特防が上がっても物理ダメージには関係なく、しかも ウルガモス にとって岩は4倍弱点。積む前に場に岩タイプの物理アタッカーがいるかどうかを確認しておくのが基本。