効果
ぼうおん は、持ち主を音波系の技に対して完全に無効化します。「ダメージを受けない」ではなく、技そのものが当たらない扱いになります。
対象となる技は多岐にわたります。ハイパーボイス、ばくおんぱ、ほろびのうた、すてゼリフ、ほえる、なきごえ、うたう、ちょうおんぱ、りんしょう、エコーボイス などが含まれます。この中で対戦上もっとも重要なのが すてゼリフ です。
すてゼリフ は音波技です。つまり、ガオガエン の定番サポートムーブ「登場でいかく → ねこだまし → Parting Shot で特攻・攻撃を下げながら交代」が、ぼうおん 持ちには機能しません。Parting Shot を打っても何も起きず、炎咆哮虎は交代するだけで何のリターンも得られません。
ほろびのうた も封じられるため、「ほろびのうた+引き継ぎ」戦術も通用しません。
ただし、ぼうおん は防御的な免疫のみで、攻撃力や素早さへの恩恵はありません。
採用するポケモン
ジャラランガ が使用率 68% で最大のユーザーです。スケイルノイズ や ソウルビート で自己完結した強化ができるため、ぼうおん が加わることで Champions 環境に高頻度登場する ガオガエン の すてゼリフ を丸ごと封じられます。
トリデプス(28%)は高い物理・特殊耐久を活かして採用され、ぼうおん で ほえる による強制交代を防ぎます。
ユキノオー(1%)はほぼ採用されません。ゆきふらし型が圧倒的に多いため、ここでの使用率は参考程度です。
使い方
ジャラランガ を ガオガエン と同じターンに場に出すことが基本です。Parting Shot が空振りになった瞬間、相手は1ターンを無駄にして戦術を練り直す必要があります。ダブルバトルのテンポ戦においてこの1ターンのロスは大きいです。
ほろびのうた戦術には完全に無視して戦えます。ジャラランガ はカウントダウンに左右されることなく ソウルビート で積み続けられます。
ひとつ注意点:いかく(登場時効果)はそのまま通ります。ジャラランガ の攻撃は ガオガエン が登場した時点で1段階下がります。封じられるのはあくまで すてゼリフ という技だけです。それでも、炎咆哮虎のサポートとしての価値を大きく削ぐことに変わりはありません。
コツと戦術
ガオガエン の交代タイミングを読んで ジャラランガ を場に出せると、Parting Shot を空振りにできる価値が最大化されます。相手が不利対面を打開しようとして炎咆哮虎を交代で出してきた瞬間に合わせるのが理想です。
ぼうおん だけで全てのサポートに対抗できるとは思わないこと。いかくによる攻撃ダウン、ねこだまし のひるみ、他のサポート技は普通に受けます。この特性はあくまで ジャラランガ のキットを補完するものです。