効果
ノーてんき が場に存在する間、現在発動している天気の効果がすべて止まる。天気自体は消えない——残り回数はカウントされ続ける——しかし効果は一切出ない。雨の水技強化・火技弱体化が消え、晴れの火技強化が消え、砂嵐のHP削りが止まり、雪の氷タイプ防御補正もなくなる。
すいすい・ようりょくそ・すなかき・ゆきかき などの天気速度2倍特性も、きりばらい持ちが場にいる間は発動しない。アルタリアが出た瞬間、相手の雨エースのきりばらいの素早さが等倍に戻る。アルタリアが引いた瞬間、2倍に戻る。
採用するポケモン
チルタリス(98%)はきりばらいの筆頭だが、採用理由の中心はドラゴン/ひこうタイプ・耐久・メガシンカ の性能だ。98%の採用率はそれらの価値から来ている。きりばらいはおまけとしてついてくる天気対策で、これだけで採用が決まっているわけではない。ただ、「アルタリアが出ている間は相手の天気戦術が全部止まる」という事実は試合中に頻繁に機能する。
ジジーロン(89%)も同様で、特殊アタッカー・サポート用途での採用が主で、きりばらいは天気パ相手に自然と活きる特性として機能する。
使い方
天気パ対面での直接の使い方:プレビューで天気パだと分かったら、天気戦術を実行したいターンに積極的にきりばらい持ちを場に出す。スイムスイム持ちの素早さが半減し、ようりょくそ持ちが鈍くなり、天気コンボのタイミングが崩れる。
ダブルでは交代による駆け引きになる。相手がきりばらい対策に交代すると効果が戻り、こちらが戻すと止まる。この往復交代で相手は行動を消耗する——天気パは継続的に天気効果を活かすことで強いので、止められる毎ターンが損失だ。
アルタリアのメガ進化(スキンスキル)を使えば、きりばらいで天気を止めながら実際のダメージも出せる。1枠で天気圧制とアタッカーを両立できる点が高い採用率の一因だ。
コツと戦術
エアロック はきりばらいと完全に同じ効果だ——天気効果の全消去。ポケモンが違うだけ(主にレックウザ)でメカニズムは同一。
きりばらいは砂嵐のHP削りも含めて止めるので、こちらの砂ダメージが気になる状況でも無償でケアできる。ぼうじんゴーグル を持たせるより道具枠が節約できる場面もある。