効果
きけんよち は持ち主が場に出た瞬間、相手全員の技を走査する。効果抜群(×2以上)か一撃必殺技(ぜったいれいどなど)を持っていれば反応メッセージが表示される。
それだけだ。ダメージも状態異常も数値変化もない。どの技か、誰が持っているか、威力はどのくらいかも分からない。等倍技は対象外。
情報価値は理論上あるが、高水準の競技では使用率統計と既知の技構成から「相手が何を持っているか」を事前に予測できる。きけんよちが追加で教えてくれることは、すでに知っている情報の確認に近い。
採用するポケモン
ブリムオン(0%)はフェアリー/エスパー複合でドラゴン無効という特性を持つが、競技での特性枠は マジックミラー 一択に近い。マジックミラーは相手の変化技をそのまま跳ね返す——きけんよちの「通知」とは比べ物にならない実用性だ。
ドクロッグ(1%がきけんよち)はほぼかんそうはだかどくのトゲで採用される。1%は実験的な採用で、主流ではない。
使い方
きけんよちが現実的に役立つ場面は限られる。相手の構成が読めない序盤、場に出した直後に「弱点技を持っているか否か」を確認して即交代するかどうかの判断に使える——それだけだ。
有名なポケモン相手なら、その判断はほぼ場に出す前から分かっている。ガブリアスやウーラオスが自分のタイプに有効な技を持っているかは、きけんよちがなくても予測できる。
コツと戦術
きけんよちは効果抜群にしか反応しない。等倍の広範囲技は通知されない。覚えておくと、実際に活きるタイミングがかなり限定されることが分かる。
ダブルでは相手2体の技を同時にスキャンする。どちらかが該当すれば発動するが、どちらのポケモンか・どの技かは分からない。
採用率0%/1%が正直な評価だ。他にほぼ必ず競技面で上回る特性が存在するのがきけんよちの現実だ。