効果
ハバネロエキス は草タイプの変化技で、対象に攻撃+2と防御-2を同時に押し付ける。攻撃が上がるぶん、一見相手を強化しているように見えるが、使いどころを選べばその攻撃上昇を無意味にしたまま防御-2だけを利用できる。
相手が特殊アタッカーなら攻撃+2は何の意味もない。このゆびとまれ や いかりのこな で攻撃を誘導すれば、上がった攻撃が的外れに終わる。相手がそのターン動けないかKOされるなら、上昇した攻撃を使う機会がない。こういった状況を意図的に作り出すのがこの技の本質で、防御-2だけが残って自分の物理アタッカーに突っ込まれる形になる。
採用するポケモン
スコヴィラン が採用率24%で唯一の使い手。草・炎の2タイプで、攻撃も特攻も平均的、素早さも中程度。ハバネロエキス を採用する スコヴィラン は自分が攻撃手になるのではなく、相手の防御を崩す役割を担う。崩した防御を活かせる物理アタッカーが隣にいてこそ機能する構成だ。
使い方
一番リスクの低い使い方は特殊アタッカーへの投げ込み。攻撃+2が完全に無駄になり、防御-2だけが残る。相手の特殊アタッカーが防御面でも重要なポジションを担っているなら、1アクションで攻守両方の機能を崩せる。
このゆびとまれ や いかりのこな との連携が最も洗練された使い方だ。相手が攻撃+2を使おうとしても誘導先に吸われ、こちらの攻撃手は防御-2の相手に自由に攻撃を通せる。ただし、相手の行動を1ターン先読みする必要がある。
相手の役割が確認できていない状態で打つのは危険。物理アタッカーに攻撃+2を渡すと、そのターンの反撃が急に重くなる。相手の技構成や動きをある程度読んでから使うのが鉄則だ。
コツと戦術
採用率24%が示すように、これは汎用的な技ではない。ハバネロエキス を活かすには、(1)防御-2をすぐ突ける物理アタッカーが必要、(2)攻撃+2を無効化できる手段(誘導/先手KO/相手が特殊アタッカーであることの確認)が必要。どちらかが欠けると、この技枠を他のカバー技に替えたほうが実用的。
ちょうはつ で完全に止まる。速めの ちょうはつ 持ちが相手にいると スコヴィラン のやることがなくなるので、そういう相手への対策も構築段階で考えておきたい。
変化技なので ちょうはつ 以外にも マジックミラー で弾かれる可能性もある。特性確認は基本中の基本。