効果
スピードスワップは使用者と相手の素早さ実数値を交換する。交換後、使用者は相手の素早さを持ち、相手は使用者の素早さになる。交代すると元の値に戻る。
最大の活用場面:使用者が低速で、相手が高速の場合。交換後に使用者は高速になり、相手は低速になる。交換する値は実数値(個体値・努力値・性格補正を含む)だが、持ち物の補正(スカーフの1.5倍など)は交換されない——スカーフは元の持ち主に残り、交換後の低い素早さ実数値に乗算される。素早さ段階変化(おいかぜや状態異常)も同様に交換されない。
採用するポケモン
フーディン(採用率76%)は自分を速くしたいわけではなく、高速な相手の素早さを奪うために採用する。種族値120の素早さで環境の速い相手から素早さを剥奪し、その相手を鈍足化させる。積んでいて引きたくない相手、交代リソースが少ないパーティに対して特に有効。
エモンガ(採用率62%)は素早さ85で、サポート用途としてスピードスワップを採用する。相手の最速脅威と交換することでエモンガが高速になり、相手は85の素早さになる。おいかぜともこだわりスカーフとも違う、相手から速度を「奪う」操作で、一手で自分が速くなりながら相手を鈍足にできる。
使い方
速度差が大きい相手を選ぶ:スピードスワップの価値は使用者と相手の素早さの差に直結する。同じくらいの速さの相手に打つのは無駄。最速の脅威に打つのが基本。
シングルで速度優位を封じる:フーディンが高速な相手にスピードスワップを打つと、その相手は交代するまで低速のまま。積んで引きたくない相手ならその局面ずっと鈍足を強いられる。
ダブルで対象を選ぶ:2体いる相手のどちらか一方を対象に選ぶ。最速か、自分や相方が最も苦手な方を優先。交換後はそのポケモンが場にいる間ずっと速度が変わったまま。
コツと戦術
交代でリセット:交換された側が交代すると元の素早さに戻る。自由に交代してくる相手にはあまり効果が続かない。積みポケモンや引けないパーティに使うと効果時間が長い。
トリックルームとの関係:トリックルーム下では低速が先に動く。スピードスワップで高速になったポケモンはトリックルーム下では後手になる。使う前に場のトリックルーム状態を確認する。
速度情報として活用:交換後に自分の素早さがわかるため、相手の素早さ実数値を逆算できる。これはその後の速度判断に使える情報になる。