効果
しっぽきり は使用者の現在HPを半分削って身代わりを作り、その後強制的に交代する。次のポケモンは身代わりが既にある状態でフィールドに登場する。自分でHPや行動を使わずに身代わりを張ってもらえる、というのがこの技の本質だ。
ダブルでこれが強い理由は、交代直後の定番の対策を完全に封じるからだ。新しく出てきたポケモンにねこだましを当てようとしても身代わりがダメージを受けるだけ。2体集中攻撃も同じ。身代わりがある限り、出てきたポケモンは1ターン無傷で動ける。進化のターンも、剣の舞を積むターンも全て安全に確保できる。
コストは使用者のHP半分と、使用者が場から退くこと。使用者が後で戻ってきても機能するようなHP量と耐久が必要になる。
採用するポケモン
ミミズズ(採用率91%) が最も典型的な使い手だ。防御種族値145・鋼タイプで、しっぽきり使用後のHP半分でも十分な耐久が残る。低い素早さは問題にならない——身代わりを作って退場するのが仕事で、先手を取る必要はない。
エレザード(採用率30%) は素早さ109で多くの相手より先に動ける。先行して身代わりを作って退場できれば、次のポケモンが完全にクリーンな身代わり付き進場を得られる。
使い方
「この次に出すポケモンがねこだましや集中攻撃で危険」という場面がしっぽきりを使うタイミングだ。ミミズズを先発で出し、しっぽきりで身代わりを渡して退場。次のメガ進化ポケモンや剣の舞アタッカーが身代わり付きで登場し、1ターン目から自由に動ける。
コツと戦術
ちょうはつ(ちょうはつ)を受けると使えない。相手の先発を見て、1ターン目にちょうはつを打ってきそうな構成には注意が必要だ。
作られる身代わりのHPは使用者の最大HPの1/4で、現在HPには依存しない。チップを受けていても受けていなくても、しっぽきりで作る身代わりの厚さは変わらない。
ダブルでのもう片方の味方は独立して行動する——しっぽきりは使用者だけを強制交代させる。