効果
バトルスイッチ は ギルガルド だけが持つ特性だ。場に出ると必ずシールドフォルム(防御・特防 150、攻撃・特攻 50)で登場する。攻撃技を選んだ瞬間、技の実行前にブレードフォルム(攻撃・特攻 150、防御・特防 50)へ切り替わる。キングシールド を使うか交代すると、即座にシールドフォルムへ戻る。
数値の差は極端だ。シールドフォルムの 150/150 は実戦でほとんどの攻撃を一発は耐えられる。ブレードフォルムの 150/150 は純粋に高火力だ。ただし、この二つが同時に存在することはない——耐えるか殴るか、どちらかしか選べない。
キングシールド がループの鍵を握る。これは防護技であると同時に、接触技で攻撃してきた相手の攻撃を 2 段階下げるトラップでもある。この 2 段階ダウンは物理アタッカーにとって痛烈で、接触技をむやみに当てると一気に機能不全になる。
ゴースト・はがね複合タイプで、ノーマル・かくとう・どくに無効。単純なタイプ耐性だけで多くの攻撃を弾ける。
採用するポケモン
ギルガルド 以外に バトルスイッチ を持つポケモンはいない。Champions データでも 100% がこの特性を持って登場する——特性を変えるとギルガルドではなくなるからだ。
使い方
基本のループは:交代で場に出る(シールドフォルムで一発受ける)→ 攻撃技を選択(ブレードフォルムへ切り替わって火力を出す)→ 次のターンに キングシールド でシールドフォルムへ戻す、の繰り返しだ。
毎ターンの判断は「殴るか守るか」に集約される。素早い物理アタッカーが相手なら、まず キングシールド で接触技を誘い、攻撃 -2 段階のペナルティを引き出してから攻勢に入る。特殊アタッカーや交代読みの場面では、防護ターンを挟まずに攻撃ループを回した方がいい。
攻撃技の主力は シャドーボール と ラスターカノン。それぞれゴーストとはがねの範囲をカバーする。せいなるつるぎ はかくとう物理技で、相手の防御・特防の変化段階を無視して当たるため、積み技を使ったポケモンへの回答になる。
コツと戦術
ダブルバトルでは、ギルガルドが安全に動ける場面を作るパートナーの存在が大きい。ブレードフォルムの防御は低いため、特殊攻撃手が並んでいる場面では非常に脆い。パートナーにその脅威を処理させながら攻撃ループを回す形が基本だ。
相手がフォルムチェンジのパターンを把握してくると、ブレードフォルム中に特殊技を当てにくる。ここで キングシールド のタイミングをずらすと読みを外しやすい——ブレードフォルムから キングシールド を挟んで再シールド、もしくは HP に余裕があるターンは防護せず続けて殴るなど、単調にしないことが大切だ。
強制交代系の技や特性でシールドフォルムへ戻される場面もある。これは攻撃ループの中断になるが、防御態勢のリセットとして使えるケースもあるので、一概に損とは言えない。