効果
てんきや の仕組みは単純だ。天気が変わると、ポワルン のタイプがそれに合わせて変わる。ひざしが強い→炎タイプ、あめ→水タイプ、あられ→氷タイプ、それ以外(砂嵐も含む)→ノーマルタイプ。フォルムも切り替わるが、全ステータスの種族値は70のまま変わらない。
実戦的な意味は「タイプ一致補正」にある。晴れ中に炎タイプになった Castform が炎技を使うと、タイプ一致の×1.5と晴れによる炎技強化の×1.5が重なる。ウェザーボール は晴れ中に威力100の炎技に変化するので、両方の補正を乗せた火力は見た目のステータスより大きく跳ね上がる。天気のない状態の ウェザーボール は威力50のノーマル技——差は歴然だ。
使用率100%は、Championships に登場する Castform 全員がこの特性を持っていることを意味する。他のポケモンは てんきや を持てないので、実質これが Castform の存在理由だ。
採用するポケモン
ポワルン(使用率100%)。てんきや を持てるのは Castform だけで、この特性なしでは全ステータス70のノーマルタイプ——それだけだ。
使い方
Castform は単体で使うよりも天気パーティの一員として動く。「ひでり」「あめふらし」などの天気特性を持つ仲間、または天気技で天気を維持しつつ、Castform がタイプ変化と ウェザーボール の恩恵を受けるかたちだ。
天気の継続ターン数が重要なので、天気展開役に あついいわ や しめったいわ を持たせてウィンドウを延ばすといい。天気が切れた瞬間、Castform はノーマルタイプに戻って火力が大きく落ちる。
コツと戦術
てんきや の最大の弱点は天気依存だ。相手が「ひでり」「あめふらし」などの天気特性持ちを出してきた瞬間、Castform はノーマルタイプに戻る。これを防ぐには、天気を再展開できる手段をパーティに持っておくことが大切だ——と言いかけたが、むしろ「天気が切られたとき Castform は引くべきタイミング」と割り切る判断も重要だ。
あられ中に Castform が氷タイプになると、あられの毎ターン1/16ダメージを自分では受けない。氷タイプはあられに耐性があるからだ。相手の非氷タイプがじわじわ削れていく一方、Castform は無傷——HPが際どい場面でこの差が活きることがある。